イラストしか見た事なかったけど骨の兄弟とか青い人とかやたら見かけて
キャラクターがかわいいなとは思っていたあのゲーム

MOTHERが好きな人なら楽しめると聞いていたのもあって
部屋掃除がひと段落したのでガッツリ遊んでいたのですが見事にハマりました


感想とか書いていく記事です
途中からネタバレありなので気を付けて
(バレするときは告知します)
「ゲームを楽しんでいる」という感覚が楽しめる。
変な言葉だけれどそう感じた

やっていて楽しかった。自分なりに理由を考えたが
やはりプレイ中の行動に対して答えが返ってくる点だと思う。

コンセプトが「誰も死ぬ必要がないRPG」の名のとおり
このゲームでは話し合いや相手が満足する行動をとって
停戦し、救う事も出来るし、戦って殺す事も出来る。

答えが返ってくる点が楽しいっていうのは
その停戦の方法がユニークで、きっとこうしたら相手と仲良くなれる!
みたいに自分で考えて行動を選択するところかなと思った。
感情移入がしやすい点。
主人公が無個性タイプで基本的にしゃべらない点も昔のRPGらしいし
男や女と明言もされていないのも自己を投影しやすいかもしれない。


上で言ったように自由度が高い事が面白い。行動に答えが返ってくるって事は
製作者側からはその行動は読まれている…てのはあるのかもしれんけど。

普通のRPGでは当たり前だった敵モンスターを倒す(殺す)ことが
このゲームでは意味が与えられているし重いシナリオでは辛い気持ちにもなるし
演出、効果面で何度も鳥肌が立った

製作者であるtobyがほとんどすべてを自分で作ったので
シーンやシナリオにマッチした曲、演出も本当…いい…。

戦闘システムが画期的で新しい。このゲームにマッチしている。
シューティングのように敵の攻撃をよけるシステムなので
うまい人ならノーダメージでも勝てるし、敵を倒さないルートの場合は必然、
レベルアップもないがそういう状態でもボスを倒せるような配慮もある。

何より戦闘中に退屈しない。
何も考えないでボタンを連打していればいいという作業感がないのが良い。

他にもキャラのセリフのSE いわゆるポポポ音も
声の低いキャラとか高いキャラで違うのでイメージしやすい。


なんの記事で読んだか忘れたが toby fox が他ゲームで感じた
不満点を解消したかったみたいな話は納得した
このゲームはなんというか…RPGで面倒だな~っていう点が少ない
もちろんシナリオや選択によってはあることはあるが…。

お使いイベントがないのは良かった。
一度行ったところに戻るのが嫌 みたいな事を言ってたらしいが
まさに。そういうのがあんまりないからテンポを落とさず一気にできる。

一周目遊んだときも確か7時間と10時間で終わったから実際テンポはいい。
一周遊んだらもう一周したくなるようなゲームデザインは本当にすごい。

敵も強いが覚えれば勝てるっていうのは良い。
最初こそ不可能なんじゃないかって最初は思えるけれど、覚えれば勝機はあるし
逆に言えば覚えてしまえばなんとかなってしまう、そういうバランスがすごい。

いいゲームだ…。

この辺から結構ネタバレ含む感想

































戦闘中のドットだとかキャラクターの色が白黒で統一されてるのがいいな~
雰囲気に合ってるし、それだけに色がついたときの衝撃ね。


アズゴア戦でのナレーションと音楽、
そして戦いが始まるときに[MERCY]を壊す演出が本当に好き
(動画はほかの方のプレイ動画)



一番ゾクっとしたのはメタ的な行動というか

作中での「セーブ」「ロード」の意味。
プレイヤーが当たり前のようにするこの行動は
このゲームでは大きな意味を持っている。

ゲーム内のキャラにセーブロードを知られていたり
プレイヤーに直接話しかけてくる演出はマジでビビるし

セーブしないまま電源を切る(窓を閉じる)事すらバレているというのは怖い。
それ用のセリフも用意されてるしね。

メタが怖い。

この間三週目終わらせたところで後はもう大体やる事やったし
あとは考察読んだりしよかな~と。
もしかしたら四週目もやるかも。